横浜市長選

 横浜市長選、実に熱い戦いでした。今回も学べる点が沢山ありました。まったく選挙って、進化していて、奥も深くて、究めるのが不可能なところが魅力ですね。

 まず演説です。当選した山中さんは、多分陣営から「新人なので、まず顔と名前を売ること」と言われていたんだと思いますが、演説の途中に何度も「私、山中竹春は」と名前を挟むので結構聞きづらい。これよくある選挙のカン違いで「顔と名前を売る」のが重要なのは確かですが、文字通りにとらないほうがいいです。

 驚きだったのは田中康夫の演説。一人で50分ぐらいしゃべるのだけど、全然あきさせない。声を張り上げるわけでもないのだけど、知事をやっていたこともあり、話が具体的で分かりやすい。後半追い上げたわけが分かる。最終日の最後20時前にたまプラーザ駅前で観たのだけど、300~400人(あるいはもっと)の人が立ち止まって、身動きもせずに聞いている姿っていうのは、(世間ずれした私でも)身震いが来るような「この国の民主主義はまだ死んでいない!」と思うような印象的な光景でした。やっぱりまだ言論にも力はあるのだ。

 ある人が「応援弁士なんて面倒くさいだけで要らない」とどこかでおっしゃっていたのですが、ある意味なるほどと思いました。本人がしゃべれるなら応援弁士は不要ですね。

 あと福田峰之さんの演説も良かったらしいのですが、観られずに残念。福田さんはバーチャル選挙事務所を開設したりしていて「選挙はどこまでDX化できるか?」という点でも非常に興味深い選挙をされていたと思います。

 選挙公報の分析も面白いです。実は有権者の方が、投票先の判断に使っている最大の材料は「選挙公報」だというデータがあります。だのに何故か候補者の方はこれを軽視している。文字が多くなく、少なくなく読みやすく伝わるものを!これが最大の情報源なのだから、もっと注意と時間をかけてもいいはず。

 選挙ポスターについては、プロのカメラマンの方の記事があり、大変興味深く読ませていただきました。https://muto.photowork.jp/entry/yokohama_2021。 しかし小此木さんのポスターと林さんのポスターは、すごい昭和だった・・・。好きな人もいるかもしれませんが、これでは勝てないでしょう。

 SNSの使い方に関しては、Yoshimi Nakamuraさんの書かれた記事 https://note.com/snspoliticslab/n/n485306152a8b が参考になります(今回、俺手抜きだな)。

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