この前の統一地方選に応援などでかかわって、「みんないいこと言ってるよなぁ」と感じて、これ、選挙の時だけで終わっていいのかなという思いが湧いてきました。高橋しょうごさんの言ってた就職氷河期世代の救済とか、本当に深刻な問題だしね。
そんなときフランスの「立ち上がる夜」(もしくは「夜立ち上がれ」という訳もある)の記事を見ていて、「私達は票はあるけれど声はないWe have vote but not voice)という主張があって、なるほど選挙が終わっても政治が終わるわけではないし、みんな言い残したことがあるんじゃないかなぁ、当選した人も当選しなかった人もと思いました。もっといえば選挙に出なかった人も。
ちなみにフランスの「立ち上がる夜」とは、フランスで労働法改正を機に共和国広場に人々が集まって、夜12時まで様々なことを話し合ったムーブメントです。
もう一つ、今回の統一地方選で衝撃を受けたのは、無投票の選挙区が予想外に多くあったこと。定員割れしそうな所さえありました。民主主義の基礎である自治体の議員のなり手がない。民主主義の底が抜けるんじゃないか(あるいは抜けたか)という怖さを感じます。だから色んな人に関心を持ってもらって、投票したい人がいなければ出て欲しいと思います。みんなのために。
というわけで、話したいことがあるひとは一人2~3分で話せますので、代々木公園野外ステージにいらしてください。質問も2~3なら受け付けて語りましょう(ただし、ヘイトはダメね)。
名前については、フランスが「夜立ち上がれ」なので、立ち上がるだけでなくて、いろいろな人の所へいって話したりするという「動く」イメージがあった方がいいかなと思い、それで横溝正史の「夜歩く」というのを考えたのですが、英訳してNight Walkじゃマラソン同好会みたいだし(そもそもRFSJ自体、走る会と間違われる)、ムーブメントという意味もあるMoveがいいのではないかと。
思い出してみたら、ボブ・シーガーの「Night Moves」という名曲もあるし(80年代青春の人にはマリリン・マーティンのヒット曲もある)。ちなみに、ボブ・シーガーの「Night Moves」は、ボブ・シーガーが19歳のとき1つ年上の黒髪の女のコに失恋した時の歌で、「夜のいたずら」みたいなニュアンスがあります。
さてどうなるやら。吉田東海はオープニングスピーチ(開会宣言)、とフリーダムスピーチ、できれば学生の学費のこと、労働と経済ぐらいは行いたいと思っています。