やや遅くなりましたが、9月10日政策担当秘書の合格者が発表されました。最年少24歳から最年長57歳まで。169名応募して合格者は7名ということでした。みなさん、お疲れ様でした。合格者オリエンテーションは9月25日です。受験を考えている人は、是非来年をめざして頑張ってください!#政策担当秘書

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やや遅くなりましたが、9月10日政策担当秘書の合格者が発表されました。最年少24歳から最年長57歳まで。169名応募して合格者は7名ということでした。みなさん、お疲れ様でした。合格者オリエンテーションは9月25日です。受験を考えている人は、是非来年をめざして頑張ってください!#政策担当秘書

いよいよ連休明け5/7より政策担当秘書資格試験の申し込みが始まります。試験料無料、資格は一生(但し定年あり)、政策能力を測る日本唯一の国家資格です。是非、チャレンジしてみてください!
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/hisho/index.html
昨年の論文試験の解説&解答例を無料で公開していますので、是非ご利用ください。
(問題)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/hisho/pdf/r05shushi.pdf
解答例です。
課題1(必須)
しかし、現在ではIEAのシナリオに基づく年間のエネルギー関係の投資額は、ネットゼロ排出2050年実現シナリオ(NZE)と表明公約シナリオ(APS)では大きな差があり(資料3)、ネットゼロを実現するためには、より一層の投資が必要となっている。そこでGFANZとその傘下に位置づけられる業態ごとにネットゼロ連合(資料4-1)を設立し、資金の提供先の企業に対する温室効果ガスの排出量に関する中間目標を定め(資料4-2)、その目的にあった投資を促すという方法で、資金の面から温室効果ガスの排出抑制の実効性を高めようとしている。
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課題2(選択)
一方、各国の政策分野別社会支出を比較してみると、我が国は家族に対する支出の比率が低い(資料4)。子育て世代の負担が重く、手当が薄いことが少子化を加速している原因の一つであることは否定できない。
社会保障費の大きな部分を占める医療費においても、30年前の1990年と比べ2020年は、全体が2倍以上に増えていることとともに、公費の割合が31.4%から38.4%へと増加しており(資料5)、公的部門によって支える割合が高まっている。また、医療保険制度の財源構成をみると、後期高齢者は現役世代の被用者保険からの支援金が約4割を占め、ここでも現役世代の負担が高くなっていることがわかる(資料6)。高齢になるほど一人あたりの医療費は高額になる傾向になるが、保険料と自己負担額は小さい(資料7)。保険料の一部負担割合が高齢者になるほど低く抑えられていることもその原因である(資料8)。
このような状況に鑑みて、これまで負担の相対的に軽かった高齢者も含んだ全世代で支え合う全世代型社会保障の構築が必要とされているのである。
子どもを産み、育てるということは個人の選択の問題であり、本来は自己負担で対応すべきであるが、少子化の問題は社会構造に大きく影響するために、今後はより社会全体の問題ととらえ、自己負担の部分を縮小して公費の部分を多くしていくべきであろう。財源としては社会全体に関わることであるから、税が適当であるが、一般会計に占める税とその他の収入は、令和5年度で歳入の7割程度であり、収入増を考えていかなければならない状態にある(資料9)。消費税は、収入や年齢にかかわらず、広く薄く、消費という行為を基準に徴税する方法であり、あまねく多くの人に分配するという公費の概念に適応する。よって、消費税の一部を少子化対策に充てることは、その性質に適合していると言える。実際に、一般会計税収入の内訳では、近年は消費税と所得税の伸びが著しく、令和5年度における一般会計予算歳入においては、金額ベースで消費税、所得税、法人税の順となっている(資料10)。
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課題3
また、各国の女性の就業率と合計特殊出生率の相関を見ると、女性の就業率の高い国が合計特殊出率が高いという正の相関関係が見られる(資料3)一方、男女別に見た生活時間でも出生率の低い日本や韓国においては、男性は他国と比べ飛び抜けて長時間有償労働している。その反面、子育てへの関与が低く、女性は無償労働、つまり家事や育児・介護といったケア労働に従事している割合が高い。出生率が高いスウェーデンやフランス、英国などの国は男女差に大きな違いは無い(資料4)。
男性が働き、女性が家事・育児をするという性による役割分担は、育児休業の取得状況にも現れている。育児休業取得率が女性85.1%に対し男性13.97%と低い上に、取得期間も女性が10ヶ月から18ヶ月が全体の3分の2近くを占めているのに対し、男性は3ヶ月未満が9割近くを占めており、合計特殊出生率が高い国と比較すれば、相当低い水準であるという特徴を持つ(資料5)。
我が国では15歳から24歳の自殺者がOECD平均より高いことにも留意しなければならない(資料10)。とりわけ、女性の自殺比率が高く、日本同様、女性の性差分担が厳しい韓国が一位となっていることにも注意が必要だ。女性の役割分担を見直すと共に、メンタルケアハラスメント防止やいじめ対策等、自殺者対策を行う必要がある。
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令和5年度の政策担当秘書資格試験の課題の公表がありました。https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/hisho/pdf/r05shushi.pdf
現在、解答例と解説を鋭意作成中です。そして、気になるのが毎回の著作権関係による資料の抜けですが・・・。
今年度、課題1から2は抜け資料がなく「良かった良かった」と思っていたのですが、ありました。課題3「少子化対策」。こんなに問題無く使えそうな資料がいっぱいありそうな分野でこんなに資料が抜けているとは・・・。
と、嘆いてばかりもいられないので、元資料を探してみます。
「資料1 各国の合計特殊出生率の推移」は、内閣府の資料ももちろんあるのですが、(何故か)富山県の資料が見やすくてお勧め 。https://www.pref.toyama.jp/sections/1015/ecm/back/2014dec/tokushu/1_3_04.html
「資料2 年収別に見た日本の40代男性の子どもの数」は間違いなく東京大学の研究のコレでしょう。https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400187301.pdf よく引用されているので、もう少し見やすくしたグラフもありますが、おそらくこのまま出されたのではないでしょうか。
「資料3 各国の女性の就業率と合計特殊出生率の相関」は、就業率ではなく労働力率と言う言葉を使っているのと、年次が古いので違っているかもしれませんが、信頼性とよく使われているのを加味して、コレを推します。https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/syosika/houkoku/pdf/honbun1.pdf
4ページの図です。
「資料6 ハンガリーの主な家族支援策」はこの記事が元ネタではないかと思いますが、どうでしょうか。https://apinitiative.org/2023/09/11/50901/ 表は著者の方が作成されたものがよくまとまっているので、スペースを考えるとコレではないかと思います。
「資料7 ハンガリーの合計特殊出生率の推移」は毎日新聞の記事がきれいなものを作って載せていますが、有料記事になっているので記事からは見れません。検索すると図だけがでます。https://mainichi.jp/articles/20220127/k00/00m/030/234000c 要は2011年に1.23だったものが2018年に1.55まで回復したというものです(2019年には1.49に落ちている)。
では、もうしばらくしたら令和5年度問題の解答例と解説を公開しますので、お楽しみに!
昨日(9/27)令和5年度の合格者の方のオリエンテーションがありました。今年の合格者は14名。様々な経歴と思いをお持ちの方が来られてるなという感想でした。
今年も政策担当秘書出身の大西健介衆議院議員と梅谷守衆議院議員が来賓で挨拶されました。政策担当秘書試験の合格者は、他に林芳正前外務大臣、宮下一郎農水大臣もいらっしゃいます。受験者数が最近は横ばいですが、素晴らしい制度だと思いますので、是非多くの方に受験していただきたいです。
今年の試験の概要も出ましたので掲載しておきました。しかし、選択式試験で135人から34人に絞るのは、絞りすぎの気がします・・・。選択式試験対策は「受かる!政策担当秘書試験」の1冊目の方で解説していますので、ご興味のある方は参考にしてみてください。
今年度の試験問題の解説と解答例も、発表されましたら、できるだけ早く解いて掲載したいと思います。

今年は政策担当秘書試験の講座も積極的には募集せず、本だけになっていたので、毎年のように「合格者でました!」と報告できないだろうと思っていたら、過去の講座の受講生の方が合格されていました!おめでとうございます!あきらめずに勉強された粘りにお祝いを申し上げます。
と、いうわけで今年も連続で合格者がでました。
昨年の「受かる!政策担当秘書資格試験」に続き、今年は過去9年分の解答例をコンプリートした「受かる!政策担当秘書資格試験2」も出しましたので、ご興味のある方は是非。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C8B5ZYCD

お待たせいたしました。好評をいただいた「受かる!政策担当秘書試験」の続編「受かる!政策担当秘書試験2」を発売させていただきます。試験1週間前になってすみません!過去9年分の解説と解答例、抜けている資料が入ってます。前作とこれで試験対策はバッチリ(のはず)。前作と合わせてこれで過去10年分の問題と資料、解説、解答例が揃いました。
国会議員政策担当秘書資格試験の申し込みは5月16日(火)までです!受験料もかかりません。ご興味のある方は是非!#政策担当秘書 #資格試験

政策担当秘書試験 平成25年度 問題・出題の趣旨です。
政策担当秘書試験 平成26年度 問題・出題の趣旨