今回は「声」です。政治家・候補者の方で「声」の出来ていない人は意外と多いです。声の善し悪しとか個性とかではなく、「聞かせられる」声のレベルというものがあると思います。
声楽や舞台をやってた人でも、くぐもったりして聞こえることがあるので、俳優や音楽家の声とも違うのかもしれません。良く通る、聞きやすい声、意味が取りやすい声。これが理想です。これがどうやったら出るのか?は申し訳ないですが、私にも分からないのです(研究中)。私の場合、12日間ぶっ続けで10時間ぐらいしゃべっていたら、一週間目ぐらいで突如声がでるようになって、それ以来声が出るようになりました。
その前にも、腹式呼吸をやったり、ボイストレーニングをやったりボーカルスクールに通ったりとしましたが、イマイチわかりません。腹式呼吸なんて、どの本をみても「床に寝転んでお腹を膨らませてお産をするように」とか、全然意味分からない説明だし。
小坂明子さんの『歌はいきなり上手くなります!』という本は少し役に立ちました。お腹ではなく、背中をつかって呼吸するようです。あと、吸い込むときに膝を少し折ると空気が入りやすい。躰の軸を意識することと、首回りを柔らかくすることで声が出やすくなります(これはすぐ効果がでるのでお薦めです)。
今回は何の示唆にもなっていませんが、いろいろと工夫してやってみてください。
練習方法の一つは朝・夕の駅立ちだと思います。大きな声で「おはようごさいます!」「いってらっしゃい」「お気を付けて」。時々「○○(名前)です」と言ってみてください。練習になるはず。皆さんが働いてくださっているおかげで、世の中回って自分も暮らしていけているのだと思えば、自然と感謝で声もでるはず。
大体、ビラを受け取ってもらおうとすると、30メートル手前ぐらいから、ドでかい声で「おはようございますっ!」と言っておいた方がいいです。
30メートル前
こちら「おはようございますっ!」
歩行者の方「(・・なんだ?何かがいる・・)」
15メートル前
歩行者の方「(・・うわ、こっちみて微笑んでいる。誰だ?何党だ?やばい宗教勧誘か?)」
5メートル前
こちら「(再度)おはようございます!○○です!」
歩行者の方「(うわ、やばい。変なものではなさそうだけど…。受け取りたくないな。このまま行けるかな・・)」
直前
こちち 歩行者の方が手を前に振り出したその位置にビラを、さっと持ってくる。
歩行者の方 受け取ってもらう(しまう)
という流れなので、距離がとれるときは、是非とも大声でやってみてください。